三次元レーザー計測の効率的・効果的な活用方法のご提案
洪水により被災した頭首工を三次元レーザーで復元
近年、ゲリラ豪雨、洪水、暴風等の異常な天然現象が多発しており、農地や農業用施設での被害が報告されています。農地・農業施設の被害は広範囲にわたることが多く、また、被災箇所への立ち入り制限等により、現況把握に時間を要することが多いのが実情です。 被災現場では、すばやい災害復旧が求められていることから、当社では、三次元レーザー計測により、危険箇所でもある災害現場の地形や構造物を、短時間にかつ高精度・高密度のデータを取得し、被災状況を立体的に把握する技術を導入しております。このデータを二次元の測量図や平面図として活用することにより、迅速な設計・積算が可能となります。また、被災状況や復旧状況の三次元レーザーで再現することが可能となります。
三次元レーザー計測による被災状況
三次元レーザー計測を活用した復旧状況
(RIEGL LMS-Z420i)
横断図作成
三次元データから横断線を作成し、計画断面と重ねて磨耗量を計測することができます。
ブロック立体図作成
ブロック立体図を作成し、製品との重ね合わせにより磨耗量を計測したり、サーフェスモデルを作成することができます。護岸ブロックの磨耗状況の把握等に活用できます。
現況施設の再現
離れた場所から計測し、現況施設を再現します。
完成予想図の作成
完成予想図を作成します。あらゆる角度から表現することができます。
道路保全
現況測量に代わり、三次元レーザー計測で、路面性状を計測します。現況道路のわだち掘れや平坦性等は正確に把握することができます。レーザー計測結果をもとに対策の検討を行います。
三次元レーザー計測
三次元レーザー計測の優位性について
■非接触方式で計測します
非接触方式を採用するため、災害現場や崖面、交通量の多い交差点等、危険の多い場所に立入らずに計測することができます
■短時間に高速度・高密度のデータ取得します
毎秒8,000点以上、測定精度±10mm、測定距離2m~1,000m